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チョロン界隈を歩く

ホーチミンの繁華街、ドンコイ通りエリアとファングーラオ通りエリアは隣接していて歩いても行き来できますが、もう一つの繁華街であるチョロンはこの2つのエリアから約5キロ離れています、気温の高い時期にそれらのエリアからこちらへ向かう場合には、ぜひ交通機関での移動をお勧めします。私もある5月の暑い昼下がりに、ファングーラオ通りエリアからチャンフンダオ通りをシクロの誘いを断りながらひたすら歩いて向かい、途中でへばって熱射病に掛かりかけたことがありますから。

チョロンは17世紀の後半頃から多くの華僑が住みはじめ、それ以来中国色の濃い街並みとなって発展してきました。中華街というと極彩色の派手な街並みを思い浮かべますが、チョロンはそれほど煌びやかなエリアではありません。とはいえ、アジアらしい喧騒で賑わっている歩いていて面白い街並みです。また、チョロンは大問屋街としても有名で、街の西にあるビンタン市場を中心に、その周りにも小さな店がごちゃごちゃとひしめき合っていて、この辺りはまさにアジアの混沌としたカオスという感じです。

規模としてはファングーラオ通り周辺のベンタイン市場がホーチミン最大ですが、ローカル色の強いのはやはりここビンタイ市場でしょう。それに街中から商売人が買い付けに来る卸市場も兼ねていて、ホーチミンで最も活気溢れる市場だと思います。扱っているのは日用品に生鮮を含めた食料品全般、狭い迷路のようになった1階を巡ると干し海老の匂いが漂ってきたりと生活感いっぱいです、他には化粧品や衣料品が中心で、ホーチミン庶民のほぼ生活全般を賄っている市場です。ところで、チョトンとは、大きな市場という意味で最初はビンタン市場のことを指す言葉だったのですが、それがいつしかこの街の名前になったのです。

ビンタイ市場を起点とすると、チャンフンダオ通りが街歩きの中心となりますが、通り沿いの布製品の問屋街やすぐ近くのフンフーン通りにある漢方薬の問屋街も覗いてみると、その圧倒的な量と種類の多さはとても迫力があります。
ビンタイ市場からチャンフンダオ通りに出ると、すぐ西にチャダム教会があります。西洋風の荘厳な教会ですが、中国っぽい門には漢字で「天守宮」と書かれており、中華街のキリスト教会らしい面白い取り合わせです。

そこから布問屋街を右手に見て通りを東へ向かい、路地を左に折れるとティエンハウ廟が見えてきます。18世紀に建造されたこの辺りで最も中国らしい雰囲気を持つ道教寺院で、海の航海安全を司る女神の天后が祀られています。この辺り一帯までがチョロンの一番賑やかなエリアで、街を歩いているとそこかしこからいい匂いが漂ってきます。チョロンはベトナム最大の中華街ですから当然中華料理も充実していて、朝の飲茶や屋台料理をちょっと摘まみまがらそぞろ歩き、なんてのも楽しいです。

ホーチミン街角散策

ホーチミンエリアガイドホーチミンは仏領時代のコロニアルな雰囲気と、アジアの喧騒と活気を併せ持った魅力的な都市です。街の中心エリアはさほど広くなく、繁華街随一のドンコイ通り界隈や外国人旅行者の多いファングーラオ通り界隈は、歩いて巡ることもできます。両エリアとは少し離れますが、ベトナム最大の中華街を持つチョロン界隈も外せない散策スポットです。

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